なぜ「梅雨」と書いて「つゆ」と読む?
05月22日2007年
「梅雨」と書いて「つゆ」と読むことに疑問を持って、以前、「梅雨」の語源を調べたことがありました。
そもそもは、「バイウ」で中国から伝わってきた言葉。昔中国では黴雨という字が当てられていた。カビの雨と書いて「バイウ」だが、語感が悪いので梅雨という字に改められた。この際「梅」のつくりになっている「毎」は、毎度や毎日など連続すると言う意味を持っている事から、連続して雨が降るこの時期に梅雨という漢字が当てられた。
また中国は揚子江流域で梅の実が熟す時期に雨期があり、それを梅雨と呼ぶ説がある。
「梅雨」を「ツユ」と呼ぶようになったのは、江戸時代の頃から。諸説があるが、木の葉などに降りる「露」から来ていると言う説と、梅の実が熟してつぶれる時期であることから「つぶれる」を意味する「潰ゆ(ついゆ、つゆ)」から来ていると言う説がある。
…とのことです。
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